さてさて、日ごろからネコが欲しいと思っていてもどうも行動力が伴わない僕・・・
結局時間だけがいたずらに過ぎていく・・・
会社にて
同僚「で?ネコはどうなったの?」
僕「いや、まだ考え中で・・・」
同僚「私の家のネコさ、ボランティアの方から貰ったんだけど良かったらそのボランティアの人紹介しようか?」
僕「人見知りの僕でも大丈夫かしら?」
同僚「シラネーヨ」
僕「・・・じゃ、じゃあ、お願いしてみようかな・・・」
そんなこんなで会社の同僚が紹介してくれることになり、数日後
同僚「生後2ヶ月の茶トラのオスがいるってさ」
僕「茶トラ・・・いいねぇ」
同僚「じゃあTさんの連絡先教えるから、後は自分で連絡取り合ってね」
僕「ちなみに僕は人見知りですが、平気かねぇ?」
同僚「シラネーヨ」
僕「はい・・・がんばります・・・。」
メールにて連絡をとってみると、来週一度見に来たらいかが?という話の流れになり、日にちと時間を決め、実際にネコを預かっているという所に行ってみることにした。
数日後、初対面の人と会うのは緊張するものでなんだか落ち着かない気分で待ち合わせの場所へ行ってみた。
Tさん「こんにちわ、〇〇さん?」
僕「は、始めまして!あの、〇〇です!えーと・・・」
Tさん「じゃ、行きましょうか」
おや、意外にあっさりな感じなのね
しかしここからが勝負だ!
「あなたのような人には心配でネコちゃんを任せることはできないわ!」なんて事にならないようにちゃんとした人アピールをしないといけないんだよな!?多分・・・
以前、坊主でヒゲの人が里親募集でネコを見学に行ってみたら話もせずにすぐに断られた人が「人を見た目で判断するな!」と怒っていたのをどこかで読んだのだが、断る気持ちも分からなくもないし、僕の印象ってどんな風に人の目に映っているかなんてその人にならないと分からないし、自分ではそんなに悪くないと思っている・・・ってか思いたいし、だからといってTさんの目にどう映っているかなんて誰にも分からないわけで、だから印象が良いように挨拶だけはきちっと・・・
Tさん「じゃ、中へ入ってください」
あ、妄想してるあいだにどんどん展開していく・・・
僕「おじゃまします」
あ、ネコだらけ・・・
あそこもここもあっちもこっちもネコだらけ・・・
人見知り?
知らんがな!
テンション上がってしまった。
ネコカフェよりネコいるんじゃね?
Tさん「で、どっちがいいですか?」
(写真では分かりにくいが、大体同じ大きさです)
え?いいの?
選んでいいの?
僕でいいの?
そのまま30分・・・
どっちも捨てがたし、でも右のに決めた!
Hさん「生まれてまだ2ヶ月だから、まだ育てるのが大変だと思うからもう一ヶ月こちらで育ててから届けましょうか?」(実はもう一人いらっしゃいました)
今欲しい!
すぐ欲しい!
だけど一人暮らしで勤めてる僕にはもしかしたらまだ早いのかもしれない・・・
わたくし一ヶ月我慢します!!
そして一ヵ月後、とうとう我が家にネコがやってくるのであった。